フラットランド ~たくさんの次元のものがたり~
この本が最初に出版されたのは
1884年のイギリス
100数十年も前に書かれたものとは思えない
とても新鮮で 斬新な ストーリーだと思う
多次元世界について面白い視点から書かれていて
主人公は なんと「正方形」
おそらく出版された当時は 全然人気なかったんじゃないだろうか
この世界観に みんなの思考が追い付かなかったはずだ
100年前にこの視点を持っていた著者は ホントすごい
出来ることならいまこの次元で 直接会って話をしてみたい
個人的には「多次元についてとてもわかりやすく書かれた物語」であり
そして「なぜ時間という概念が生まれたのかも わかってくる」…そんな本
非常に面白い
書かれた時代が古いせいか 女性蔑視的な表現もあるけれど
まぁ、そこはしょうがない
これから大きく世界が変わってゆく中で
この本に書かれている世界観が
地球の大きな変化を受け入れるための一助になる「かも」しれない