カルマを天へ還す ～すべての事象は消えゆく姿～

「カルマ」と聞くと 一般的に
なんだか とんでもなく悪いイメージがあるらしい

けれども実は 悪いものでも恐れるものでも 何でもなく
どちらかというと「前世でやり残した宿題」だとか「今世の課題」
もしくはこころの「思い癖」程度に理解していればいい話だろう

9月に入り 変容を促すエネルギーに勢いがついてきているが
こんなときは個々のカルマが湧き上がりやすい

陰陽のバランスなんだろうが
光り輝くパワーがあふれ出るときは
それと同等の闇のパワーも湧き上がってくるということを
あたまの片隅に入れておくと 少し気が楽になるかもしれない

たとえば日常生活の中で なにか予期せぬことがおきたとき…
ひとはそれを「悪いこと」「問題」だと決めつけがちである

そして頭をフル回転させ その問題を理屈で解決しようとし
その結果 喜怒哀楽という感情の渦に飲み込まれもする

でも実は そんなことをする必要はないのである

一見すると悪いことのように思える出来事は
その原因（カルマ）が消えゆく姿なのである

いままでこころの奥底に封印していたものが
ようやくここへきて日の目を見て いよいよ天へ還ろうとしているのである

漆黒の雨雲は 叩きつけるような雨を降らすが
雨を降らせてしまえば その雲は自然と消える

それと同じだ


スピリチュアル業界で好転反応と呼んだりしている状態も
おそらく同じことを言っているのではないかと思う

まぁ 呼び方はどうでもいい
そして その還る方法も

世の中にはスピリチュアルリーダーと呼ばれる方々などが
さまざまなメソッドを提供していらっしゃるが
わたしとしては「普通に生きてりゃ それでいい」と思う

マボロシ人生ゲームは 時に過酷な旅だから
なにもわざわざ高いお金払ってまで修行（メソッド）を背負いこむ必要もない
（個人の自由なので やりたければやったほうがいいが）

普通に生きていれば 自然とカルマは天へ還る

もちろんスピリチュアル業界を否定するつもりはまったくない
（わたしも一時期 その道の師にお世話になったから）

とにかく 仮にシビアな状況に陥ったとしても
太陽の光を浴びて水が蒸発してゆくように
自分のなかからカルマが消え去っているところなんだ…と
ただただ観察していればいい…ということ

その「消えゆく姿」のことを 少し今日は書いておきたかった





今日もありがとう
みなさまも素晴らしき「いま」を