planet A

Have a great 'NOW'. ~宇宙の果てから地球を眺める自由人のひとりごと~

ただそのままでいるための超簡約指南 ~ここに在ることに安堵する本~

わたしは この本が好きだ

巷にあふれかえっている スピリチュアル論・非二元論関連の
書籍等々にありがちな(そして聞き飽きた)表現がない

「せつなさ」  あぁ…コレだよな、と

「存在している」ということに対して時折感じる自身の心の在りようを
うまく言葉で表現しきれないことが いままで多々あり
そのたびに もどかしさを感じていたのだが

この本の著者と翻訳者が それを教えてくれた気がする

稲妻に打たれる衝撃もなければ
がっかりするような読後感もない

ただただ「あぁ、そうだよなぁ…」と安堵していられる感じ

これこそが「それ」なんだよなぁ…と思ったりもして

(…と書いても、なかなかうまく伝えきれないのだけれど )

この本が持つ世界…ご意見はいろいろわかれるかとは思うが
わたしはとても良い本に巡り会えたと思っている

ちなみにこの本は
以前 南米を旅した時にバッグにしのばせ
ともに旅をしてくれた相棒

旅には お気に入りの本が必要だ



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今日もありがとう
みなさまも素晴らしき「いま」を

頭がない男 ~ダグラス・ハーディングの人生と哲学~

近頃は 子ども向けに書かれた哲学の本(漫画)などもあり
それがまた 大人が読んでも充分読みごたえがあったりするようだ

そんななか 非常に貴重というか 珍しいと思うのが
この「 頭がない男  ~ダグラス・ハーディングの人生と哲学~ 」

さすがにこれは 子ども向けに書かれてはいないと思うが
ナチュラルスピリット社が出しているということと
サブタイトルから「あぁ、そっち系ね」と おおよそ本の中身の察しはつく

ダグラス・E・ハーディング …
ノンデュアリティ(非二元)の感覚をお持ちの方なら 彼の名を知らない人はいないだろう

ユニークなメソッドを思いついた哲学者であるが
食わず嫌いというか 読まず嫌いというか…彼の著書はあえて読むのを(読了するのを)避けてきたところがあった

もともと彼の視座には共感するところがあるので
へんな話…読了しなくとも彼の伝えたいことは(エネルギー的に)なんとなくわかる

だからいちいち 何千何万…と延々続く文字を 最後まで追いかけようとは思わなかったのだ
(いや…正直に言えば「読み切るのがめんどくさかっただけ」かもしれない)

さて、タイトルに載せたこの本…
その「ダグラス・E・ハーディング」自身について書かれたものだが
ヘンな話(元も子もないかもしれないが)表紙の絵が彼の「すべて」を語っているので 
あの絵(のエネルギー)を感じ取れば それで充分だと わたしは思う

とはいえ…脚本・作画の方がご苦労されたであろうことは
この作品のなかに見え隠れするし
やはりなにより 漫画という形でアプローチするアイディアは非常に面白い

彼の著書は けっして「万人受け」するものではないから
読みやすい漫画仕立てで彼自身を取り上げたことで…読者層の間口がホンの少し広がったかもしれない

若干…翻訳に不自然な部分があったり
絵がどうにもエグいな…と感じるところがあったり なかったりだが

それでも この限られたページ数の中に
ダグラス・ハーディングの人生と その哲学を詰め込んだというところは
敬服するところではある

まぁでも(くどいようだが)表紙の絵が「すべて」を物語っているので
書かれていることを理解する…というより
本を手にしたとき 自分(の内側)が何を感じるか
そこに意識をフォーカスさせるほうがいいかもしれない

なお、わたしはこの書籍のことを漫画と書いてしまったが
出版社によるとこれは「グラフィック伝記」というものだそうだ

なるほど
ひとつ勉強になった

非常にマニアックで 面白い本である




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今日もありがとう
みなさまも素晴らしき「いま」を

季節が移りゆくとき

季節が移りゆくさまを感じるのが好きだ

ちょうどいまの時期…
ほんの少し肌寒く感じる日が増え始め

真夏に活躍したシャツなどをしまい
袖の長いものを奥から出したりする

食卓では大地の恵みが顔をそろえ 彩を添え
こころもからだも その恵みの深さに包まれる

冬ごもり…ということでもないのだが
暖房器具であったり寝具であったり…
少しずつ少しずつ 天気の様子をみながら
丁寧に丁寧に 整えてゆくのも また楽しい

庭木も徐々に紅葉しはじめ
枯れゆく姿さえ ひとのこころを癒す

自然は自然にあるからこそ美しく
そのいのちが終わるかのように見える瞬間でさえ
これが永久の別れとは 誰も思わず
季節巡れば 必ずまた会えることを知っている

光でもなく闇でもなく
寒でもなく暖でもなく

グラデーションがかった季節の移ろいを
ただただ感じているこの瞬間が
わたしは好きだ

そしてそれを「幸せ」と呼ぼう



今日もありがとう
みなさまも素晴らしき「いま」を


共鳴という感覚 ~AI化する人間たち / BWV588を聴きながら~

わたしがこどもだったころは スマホなんてものはなかった

だから当時…例えば 天気予報などは
テレビのニュースや新聞から得た わずかな情報を頼りにするしかなかった

それでも 人としての本能みたいなものは
言葉で説明できない「なにか」をわかっていて

雲の様子を見て 雨が降りそうだとわかったり
そのにおいで どこかで雨が降り出したことを感じたり
雨雲の様子から 通り雨だと確信したり

もちろん いまでもその「なにか」は働いているのだが
昔はもっと いま以上に
自身の経験値(勘)…その「なにか」…から未来を割り出していた気がする

季節の移ろいも なにもかも
頭(理屈・情報)ではなく この身の感覚で…この世界を知っていった

近頃ではスマホの雨雲レーダーが「あと〇分後に雨が降り出します」などと
こちらが頼んでいなくとも勝手に教えてくれたりする

非常に便利だし これがまた高性能で
(もともとわたしは 出先で雨雲に遭遇しないよう導かれる体質なのだが)
突然の雨に濡れるということが ほぼなくなった

そのせいか こどもの頃に比べると
人間としての「勘」を働かせる機会が減ってきてたかもしれないと思うときがある

世に入り乱れる情報には あまり興味はないほうなのだが
それでも 一昨年某国から始まった新型ウィルス感染拡大の絡みで
どうしても意識がそちらに向きやすくなってしまい

空の色だとか 風の音だとか 花や緑のかおりだとか
この大自然・大いなる宇宙のエネルギーに共鳴することが出来なくなっていたかもしれない

世の中の変化(進化)もどんどん加速され  いたるところでAI化が進み
いままで人間が担ってきたものが これからますます
彼ら(という呼び方でいいのか)へ スライドされていったとき
大自然・大宇宙と共鳴する感覚を忘れかけているかもしれない わたしたちは
はたして幸せに暮らしていけるのだろうかと ふと思った

AIが人間化してきていると言われたりすることがあるが
人間そのものが AI化してきているのかもしれない

まぁでも… 秋の空を眺めながら こんなことを考えるのは
辛うじてではあったとしても
大いなる宇宙と共鳴する感覚が まだこの身に 残されているという証なんだろうか




今日もありがとう
みなさまも素晴らしき「いま」を


そして久しぶりにバッハなど…

youtu.be

胎内記憶 ~ご縁のカタチ、来世のことなど②~

【先日のつづき…】

多くの魂は うまれる前に両親を自分で決めてくるようなのだが
なかにはイレギュラーケースの(自分で両親を選ばない・選べなかった)魂もあるようだ

(これは 胎内記憶をもって生まれてこられた方々の証言から知ったことである)

ただそれは お子さんがいらっしゃらないご家庭に対して
子どもに選ばれなかったということを意味するのではなく 
そのような方々には 別の深い繋がりが存在する…というところまで 話していたと思う

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